【そのオモチャを買う前に見てください】13分で解説!「イタズラは子どもが伸びるサインです」

皆さんこんにちは!
子供とママにプラスワンのお時間です
子育て方法に正解などなく、一番大切なのはそれぞれの親が子供に愛情を持って接すること
だと分かりながらも、親が子育てについて学び
今の子育てに何かプラスワンできればという思いから
今回も短時間で効率的に子育てに役立つ情報を発信していこうと思います!
もちろんお母さんだけではなくお父さんにも聞いていただけると嬉しいです!
今回解説させていただく本は

以前にモンテッソーリ教育×ハーバード式 子供の才能の伸ばし方という本を
ご紹介させて頂いた伊藤美佳さんの本をまたまたご紹介します。
もう伊藤美佳さんの本のファンであることがバレますね。w

その名も「イタズラは子どもが伸びるサインです」という本です
モンテッソーリ教育シリーズ第4弾ですw

この本も我が家でもたくさん実践させて頂きお世話になりました
タイトルにあるようにこの本一冊あれば
もう、おもちゃなんて買わなくてもいいんじゃないか!?
と思えるぐらい色々な家で子供が自分の才能を伸ばすことができる
遊びの方法が掲載されています

その中でも私が特に重要だなと思った部分や
我が家で実際に取り組んでみたことなどをご紹介させて頂きたいと思います!

ではいってみましょう!

この本の私なりに感じた結論からお伝えしてしまうと
【子供を観察し、イタズラを通して才能を伸ばそう】ということだと思います

えっ!?イタズラしてる子供を観察?
それで才能伸びるの?

イタズラしてたらすぐに止めないと!
と思われている方もいらっしゃるかもしれません
しかし、子供が食器で机をバンバン叩いたり
ティッシュをひたすら出し続けたり
食べ物を投げたり・・・
そういったイタズラを「コラ、だめでしょ」と止めてしまう行為自体が
実は子供の才能を伸ばすチャンスを奪ってしまっている可能性があるのです
そこにはどういった意味があるのでしょうか?

イタズラには意味がある

先ほど挙げたイタズラをされると実際
めちゃ困りますよね。笑
私も実際には長男が小さい頃はバンバン止めてました

しかし、伊藤さん曰く、一見困ったこの「イタズラ」には
意味があるとおっしゃっています
それはイタズラとはその子自身が「こんな才能を伸ばしたい」と
その能力を使いたがっているサインを出している行為だということです

子供がイタズラばかりしていると
全然イタズラをしていない「手のかからない子」を見ると
羨ましいと思ったり
あの子は偉いな〜なんて言ったりしてしまいがちなのですが
これも伊藤さんに言わせれば
親の言うことを何でも聞いて、言う通りにできて
大人しく手のかからない子が本当に良い子なのでしょうか?
と私のような一般ピーポーの親の感覚に関して問題提起をされています

実際、そのような子供は増えていて
自分の意見を持たず、素直に行動する子供はいるのですが
しかし、そういった子供たちが社会に出てからとても苦労している
現実があると伊藤さんはおっしゃっています

確かに、これまで他の動画でもお伝えしていることですが
これからの子供達が大人になっていく社会では
どんどんAIや機械に仕事が置き換わっていくなかで
人間に求められるのは自らの力で考えて
自分の周りにあるコト、モノ、そして人と
協働し柔軟な発想で新しい価値を生み出せる人が必要とされるはずです

そういった観点からも
伊藤さんは乳幼児期のこのイタズラを
暗に止めてしまうのではなく
その「才能を伸ばしたい」と言うサインを
この本で紹介されている「自宅で作れる遊び道具」を
使って脳を育てていきましょう!というのがこの本の趣旨です

子供が失敗した時がチャンス!

子供のイタズラを才能を伸ばすサインと親が捉えて
関わっていくうえで大切なのが「考え方」です
私も仕事をしていくうえでいつも思うのですが
小手先のノウハウや戦略などは世の中にたくさん出回っていますが
そういったことを実践する前にめちゃくちゃ重要なのが
物事の根幹部分となる「考え方」をしっかり理解したうえで
実践していくということです

これもモンテッソーリ教育の考え方の一つであり
本書の中でも伊藤さんがとても分かりやすく紹介されている内容があります

子供のイタズラに対する親は
①「そもそもイタズラをさせないようにする人」
②「イタズラをやったら叱る人」
の2種類に分かれるという考え方が世の大半で
実際、皆さんはイタズラに対してどのようにお考えでしょうか?

この本ではこのイタズラに対する考え方として
3つ目の考え方「教えるチャンスと捉え、そのチャンスを逃さない」と捉えると書かれています

モンテッソーリ教育はイタリアの女性医師である
マリア・モンテッソーリによって生まれた教育法で
その教育の基本として

「子供は自らを成長・発達させる力を持って生まれてくる
大人(親や教師)は、その要求を汲み取り、自由を保証し
子供たちの自発的な活動を援助する存在に徹しなければならない」

というものです

この考え方でいけば子供が何か家の中で
牛乳の入ったコップをこぼしてしまった時に
この失敗に対して、ただ単に叱るのではなく
「一緒に拭くものを取りに行こうね」と声をかけ
そして一緒にこぼれた牛乳を拭いて
拭いた雑巾を一緒に洗って干すまでを一緒におこない

こぼした時にはどうすれば良いのか、どう対処すれば良いのかを伝え
次に同じようなことが起こった時に自分で対処できるように伝えるのです

この「叱るのではなく、一緒に解決方法を考えること」がとても大切と書かれており
この部分に私は個人的にとても納得させられました

仕事でも人間なので絶対にミスや失敗が起こらないなんてことはありませんよね
現在、世間的には大成功されている経営者の方々でも
過去には多くの失敗を経験しています
しかし、自ら人生を切り開くことができる人たちは
この誰でにも起こる失敗をした時の考え方や対応力が違うと私は思います

失敗した時に思考停止して心が折れてしまい
人に許してもらうことや自分の評価を気にするところに意識が集中してしまうのではなく
今回失敗してしまった原因を考え
次からはこのような事が起こらないように仕組みを考え
問題を解決していく力を発揮できる人が
失敗を成長の糧としてどんどん伸びていくと思います

そういった社会に出てから必要な事が
実はこのような乳幼児期から親の関わり方で
一緒に身につける事ができるのか!
ととても勉強になり
それまでは子供の失敗に対してイライラばかりしてしまっていた私も
失敗した時には自分も頭でどのように関われば良いのか
考えて関わる事ができるようになりました
当然、めっちゃ難しくて最初は叱ってるのか何なのかよく分からない
変な関わり方になってましたが慣れてくると
以前に比べれば効果的な関わり方ができているのではないかと
思えるレベルになりました。
子供も親も訓練は必要ですね。

親自身が子供の行動から「考える力」が必要

では実際に子供がいたずらした際に
叱るのではなく、させないようにするのではなく
才能を伸ばすように持っていく具体的な方法をお伝えします

本書の中では子供がお皿をテーブルに
ガンガンぶつけるとういイタズラの例が上がっていましたが

せっかくなので我が家の実際の例でお伝えすると
どこの子供でもあることだと思うのですが
あのティッシュを引っ張り出すイタズラ

目を離した隙に一面ティッシュで床が埋め尽くされた
なんていうあの絶望感は子育てされた方は一度はあるかと思います
この時にティッシュを引っ張り出すイタズラ自体を
「だめ!」「こら!」と注意してしまうとそこでお終いですが
「このイタズラにはどんな意味があるのか?」
「今は何かを引っ張り出すという遊びが好きなのか」
「引っ張り出すという行為から何か能力を高めようとしているのでは?」
と考えると出てくる答えが
ティッシュの代わりに子供の「引っ張り出す」を満たす遊び道具です

「これならいくらでも引っ張り出しても良いよ」と
そのイタズラを止めるのではなく違う方法を提案するのです

我が家でその「引っ張り出す」おもちゃとして
子供に大人気だったのがこちら

この一見過敏にも見えるプラスチックの容器の先から出ているものを
引っ張っていくと・・・・

次々に色の違う生地が出てくるという
シンプルなもので、単に布同士を括って繋げているだけの
おもちゃですが子供は次々に色の変わる布が出てくる
この手作りおもちゃに大興奮でした

ちなみにこの後はもう一度
やりたがる子供の為に親が高速で
布を中にしまうというワークが発生します

これは全て百円ショップにあるもので数百円で作れました

実はこの手作りおもちゃはこの本書の中で紹介されているものを
我が家で実践したものになります^^

手作りおもちゃの良さ

今回ご紹介している伊藤美佳さんの本では
百円ショップに売っているような物で
簡単に自宅で作れる子供の能力を引き出す遊び道具を
なんと!月齢別で紹介されています
ここまでも大変濃い内容だったのですが
この部分がこの本のメインと言っても過言ではないかと思います

しかもしかも
子供の能力を伸ばすサインである行動別に
1  入れる、落とす
2  引っ張る
3  つまむ
4    振る、たたく
5  ちぎる、やぶる
6  投げる
7  運ぶ
8  移す
9  はめる
10 はさむ
11 ねじる、まわす
12 切る
13 貼る
14 拭く、絞る
15 折る
16 洗う
17 巻く

なんとこれらの17種類もの行動に対して月齢別に2〜3つの遊びを紹介されています
当然皆さんにはこの本を実際に読んでいただいて
内容を参考に色ろな遊びに挑戦して頂きたいのですが
我が家でも奥さんが実際にたくさん実践してくれたので
その中から1つご紹介しますと

17種類の中の「入れる」という能力の遊び
「チップ入れ」です
100均で売っているネームプレートを
100均で売っている貯金箱に入れるという
シンプルなものです

この本ではこのようにシンプルですが
子供達が自分たちの能力をしっかり満たしてくれる
遊び方が紹介されています

そして、本書の中で語られている
手作りおもちゃの良さが非常に共感できる内容でした

「わざわざおもちゃを手作りしなくても市販のおもちゃでいいんじゃない?」と
思われる方もいらっしゃるかもれませんが
皆さんはこのような経験はりませんか?
出産祝いで頂いた高価な遊び道具で
子供を遊ばせようと思ったけど
そのおもちゃにが見向きもせずに
空のペットボトルやうちわ、ハンガーのような
日用品の方がお気に入りだった・・・・

そうなんです
子供は自分の成長にあった
その時の自分の中の
ブームにあったものにしか反応しないのです

なのでおもちゃを買っても
子供の中でブームを過ぎたらもう飽きてしまい
次の遊びを探したり夢中になるのが当たり前なので
「せっかく買ってあげたのに全然遊んでくれない!」と
私も実はそういった気持ちになったことがあったのですが
そういう時は
・子供の成長レベルにまだ合っていないか
・既にもう飽きてしまっている遊びだった
という状態なので
その子供が次の遊びに移るスピードに合わせて
その度におもちゃを買っていたら
トイザラスのVIP顧客への道を進むしかありません・・・

なので子供のイタズラをしっかり観察して
そのレベルに合わせた遊び道具を
百円ショップや身の回りのアイテムで
作ってあげるというのが超お勧めです

そして何より親が子供に単純におもちゃを与えるのではなく
能力を伸ばす為にどのような道具を与えるのかを
「考える」ようになるのです

子供の遊ぶための道具と割り切る

ここからお話しすることは
本の内容とはちょっと趣旨がズレてしまう内容なのですが
実は先ほどお伝えしたティッシュを引っ張り出すいイタズラの代わりに
布を引っ張り出すおもちゃを作成して遊ばせていたのですが
しばらくすると当然、そのおもちゃに飽きてきます
そしたらもうティッシュ遊びはしないのかなと思いきや
ガンガンティッシュ引っ張りまくります。笑
やはり、本家本元には及ばなかったようで
ティッシュのあの手触り感は他のものには変え難いものだったのでしょう
さすが日本の企業努力です!

しかし、そこで私たちは割り切りました
それは子供がティッシュを引っ張り出してしまう行為を
「もったいない」「無駄」という概念を捨てて
「子供の遊び道具として割り切る」という考え方に切り替えました
この考え方は人によっては物を粗末に扱うという風に思われる方もいらっしゃることも
重々承知の上でお話しするのですが箱ティッシュをお金に換算すると一箱100円以下になるかと思います
ゲームセンターで100円で遊ぶのと箱ティッシュを引っ張りまくって出すのと
そんなに変わらないし、子供が楽しいのであれば良いんじゃいかと思うのです
当然、出たティッシュはできるだけスーパーの袋に入れて再利用しますが
ティッシュで遊ぶことも「止める」のではなく容認するようになりました
そうすると親もイライラしなくなるし、子供も思う存分遊べるので
しばらくすると飽きてしまい、もうやらなくなります

同じ要領でお風呂でシャワーの水で遊んだりするのも
最初は水がもったいないと思い止めていたのですが
これも水という面白い物を使って様々な感覚を感じていると思い
子供が気が済むまでお風呂でも水を出して遊ばせるようにしています

貧乏性な私は水道代も実際どれぐらいかかるのか調べてみると
家庭や地域によってばらつきはありますが
だいたい30分出しっぱなしにしても72円

参照サイト
https://kuma-oyakudati.com/archives/1325

どうでしょうか
まぁ30分出しっぱなしで遊べて72円のアトラクションだと思えば
高くないのかとも私は思えました
そもそも、30分も遊び続けることもないかと思いますし
仮に超フローモードに入って6時間シャワーで遊び続けたとしても
864円・・・
ジャンカラ行くより安いです。笑

これはあくまでも私の個人的な考え方ですが
こういった子供がイタズラ・遊びを通じて得たいと思っている
感覚や体験を本人が飽きるまでさせてみるというのは
人様に迷惑をかけない限りはさせてあげてみるのも良いのかなあ〜なんて思っています
シャワーを私の顔にかけて来た時には
「お父さん、めっちゃ嫌な気持ちになったわ」と実際に思った気持ちを伝えると
そういった人が嫌な気持ちになることはしなくなります^^

感想〜まとめ〜

いかがでしたでしょうか
今回ご紹介した伊藤美佳さんの著書
「イタズラは子どもが伸びるサインです」
「子供と効果的にたくさん遊びたい」
「子育てでイライラしたくない」
「100均で買えるもので手作りおもちゃを作りたい」
ママさんには全員に読んでもらいたい本です

特に遊び道具の紹介は物凄い数紹介されています
今回、私はあ2種類だけご紹介しましたが
そのほかにもたくさんありますので是非ご覧ください

ちなみに手作りおもちゃを実際にたくさん作ってくれた奥さん曰く
「結構、自分で頑張って作ったおもちゃはお金かかってなくても捨てにくい(笑)」と言っていました
我が家でもこれから下の息子がまた成長とともにたくさん使っていく予定です

今後も皆さんにより良い情報を発信していきたいと思います!
それではまた!